4月から、成都市大邑県で結婚するカップルが独特でロマンな証書をもらえます。成都市大邑県民政局に婚姻届を出すカップルには、特別なギフトであるカスタマイズ婚約証書が贈られます。

婚約証書は伝統的な絵画のスタイルが採用され、古代典型的な婚約証書の仕様が引用され、また設計上の素材としては、千年以上前から伝えられてきた「鳳求凰」という詩歌も取り入れられ、古代風の独特な婚約証書が生まれました。

婚約証書を開いて、すぐ成都市の花・芙蓉が見えます。真っ赤な「喜」という字の切り紙の模様は、めでたい雰囲気を醸し出しています。吉兆を示す雲と「愛は成都にある」というテーマは、いずれも四川省の刺繍で巧みに表現されています。玉壘情深、芙蓉意重、両姓聯姻、良縁永遠など成都ならではの結婚を祝う言葉が次々と現れます。また、成都市のランドマークとなる建築物、四川劇の変面、蓋碗茶、雪山などの要素が巧みに組み合わせされ、独特の都市部スカイラインが描き出されています。これらの要素は、婚約証書の正面を構成し、熱烈な愛と文化の息吹を表現しています。

婚約証書の裏は、伝統的な縁起のよい龍鳳呈祥団紋を地模様にして、龍は公然と胸を張り、鳳凰は翼を広げ、両者は真ん中にある喜の字と「愛は成都にある」という字を囲んでおり、良縁天定、琴瑟和鳴を意味しています。婚約証書用紙は特別技術で処理され、長く保存することができます。

現在まで、大邑県民政局婚姻登記所は47組の新婚夫婦にカスタマイズの婚約証書を贈りました。

「三書六礼」の厳粛な承諾から今日の政府が贈るめでたい証拠品。婚約証書には人々の結婚に対する最も敬虔な期待が託されています。すべての新婚夫婦がいつまでも仲睦まじく、幸せが末永く続くことを祝福します。